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【応用情報技術者試験】2週間で合格した私の勉強法・教材・コツ・アドバイス

【応用情報技術者試験】2週間で合格した私の勉強法・教材・コツ・アドバイス

こんにちは、ねむです。今回は、令和4年春期の応用情報技術者試験に合格した話をしたいと思います。

応用情報技術者試験とは

応用情報技術者とは、ITエンジニアとしてのレベルアップを図るための国家資格です。

試験の概要

応用情報技術者試験は、情報処理推進機構(IPA)が主催する情報処理技術者試験の一つです。情報処理技術者試験には、難易度別に分かれた複数の試験区分がありますが、応用情報技術者試験はレベル3に属しており、ITの応用的知識や技能を問う試験です。

応用情報技術者試験

応用情報技術者試験の対象者像として、IPAは「高度IT人材となるために必要な応用的知識・技能をもち、高度IT人材としての方向性を確立した者」と定めています。

応用情報処理技術者に求められることは、ITを活用した戦略の立案や、信頼性および生産性の高いシステムの構築を「独力で」果たせることです。

応用情報技術者試験は、年2回(春期・秋期)に筆記により実施されます。試験は大きく午前問題と午後問題の2つに分かれています。

午前問題はマークシートによる選択式で全80問。午後問題は分野別の11問が出題され、そのなかから5問のみ解答する方式です。

合格基準は、午前試験と午後試験それぞれで100点満点中60点以上取ることです。

出題範囲

応用情報技術者試験の出題範囲は、IPAが公表している試験要綱・シラバスに基づいています。シラバスとは、試験における知識・技能の細目を示したもので、各分野ごとに出題される内容や配点割合が記載されています。

午前問題

以下の3つの分野から出題されます。

  • テクノロジ系:50問(基礎理論やアルゴリズム、コンピュータ構成要素、データベース、ネットワーク、など)
  • マネジメント系:10問(プロジェクトマネジメント、システム監査、サービスマネジメント)
  • ストラテジ系:20問(システム戦略、システム企画、経営戦略マネジメント、企業活動、など)

午後問題

以下の11の分野から出題されます。

  • 情報セキュリティ(必須)
  • ソフトウェア設計
  • ソフトウェア開発
  • プログラミング
  • データベース
  • ネットワーク
  • システム管理
  • システム企画・要件定義
  • システム戦略・経営戦略
  • プロジェクトマネジメント
  • システム監査

情報セキュリティは必須問題であり、残りの10問から4問を自由に選択して解答します。

各分野では、シナリオや図表を用いた問題が出題され、記述式で回答する必要があります。

受験のメリット

応用情報技術者試験に合格すると、どのようなメリットがあるのでしょうか?以下にいくつか挙げてみます。

ITについて広範囲に知識が身に付く

応用情報技術者試験の出題範囲が非常に幅広いためです。技術から管理、経営まで、ITエンジニアとして必要な知識や技能を網羅しています。

試験勉強を通じて、自分の得意分野や苦手分野を見つけることもできます。

就職や転職で有利になる

応用情報技術者試験は国家資格であり、ITエンジニアとしてのレベルを証明することができるためです。

応用情報技術者試験は難易度が高く合格率も低いため、合格者は優秀な人材として認められやすいです。また、応用情報技術者試験に合格することで、自信やモチベーションも高まります。

高度区分試験の午前Ⅰ試験が免除される

応用情報技術者試験に合格すると、ITストラテジスト試験やシステムアーキテクト試験などの高度区分試験の午前Ⅰ試験が2年間免除されるという制度があるためです。

高度区分試験は専門的な知識や技能を問う試験であり、さらなるスキルアップを目指す方におすすめです。

受験結果

受験結果

私は、点数は午前試験が66.25点、午後試験が75点合格しました!

選択問題で選んだのは以下のとおりです。

  • 経営戦略
  • システムアーキテクチャ
  • プロジェクトマネジメント
  • サービスマネジメント

次に、私がどのように勉強したか、どんな教材を使ったか、どんなコツや工夫があったかなどを紹介したいと思います。

また、受験生の皆さんにも役立つようなアドバイスも書きたいと思います。

勉強方法

私は、学習教材としては以下を活用しました。

上記のUdemy教材2つを繰り返し聞きながら、過去問の解き方やコツを理解しながら覚えていきました。

これらの教材は、応用情報技術者試験に必要な知識や技能を網羅的に解説してくれるもので、動画形式なので視聴しやすく、音声も聞き取りやすかったです。

また、教材に沿って問題集や模擬試験も用意されているので、理解度や実力を確認することができました。

午前対策

学習期間は仕事の合間と休日を合わせてもトータルで2週間でした。

仕事内容がSEなので、業務に関連性のある午後問題は比較的解きやすく、受験勉強は午前対策に集中しました。

午前対策では、~始めから効率よく学ぶ~ 基本情報技術者試験 最速 合格講座🔗の教材を使って基礎知識をインプットしました。

午前対策

この教材では、各分野ごとに重要なポイントや覚え方がわかりやすく説明されています。また、動画内で出題されるクイズや演習問題で知識の定着を図ることができました。

この教材を1周するのに約8時間ほど要しました。

その後、最新版: 基本情報技術者試験+応用情報技術者試験+Python+SQL 初心者からプロのエンジニアになる講座🔗の教材を使って、知識問題の補填と過去問の解き方やコツを学びました。

この教材では、各分野ごとに出題傾向や重要度が分析されているので、効率的に勉強することができました。この教材を1周するのに約14時間ほど要しました。

最後に、動画内の過去問を解き直していきました。時間配分や正答率を確認しながら、間違えた問題や理解が曖昧な問題は復習しました。

この段階で、午前試験の合格ラインである60点以上は安定して取れるようになりましたが、正直なところボリュームが少なかったのでもっと母数はあったほうがより安全です。

午後対策

午後対策では、最新版: 基本情報技術者試験+応用情報技術者試験+Python+SQL 初心者からプロのエンジニアになる講座🔗の教材を使って午後問題の解き方やコツを学びました。

午後対策

午後試験は例年同じような問題が出題されることはほとんど無いので、問題の特性やどのようなエッセンスが比較的多く出題されるかを認識し、事前に理論武装を徹底しておくことが重要かと思います。

コツ・工夫

私が応用情報技術者試験に合格するためにしたコツや工夫は以下の通りです。

  • 勉強時間は毎日少しずつでも続けること、疲れているときは動画を流し聞きするだけでもよいから継続が大事
  • 勉強方法はインプットとアウトプットのバランスをとること
  • 過去問や模擬試験は何度も解いて慣れること
  • 間違えた問題や理解が曖昧な問題は復習すること
  • 試験前日は受験票・鉛筆などの持ち物や試験会場までのルートを再度確認した上で、夜ふかしせずに早めに寝ること
  • 試験当日は早めに会場に着くこと
  • 試験中は時間配分に気をつけること
  • 試験中は落ち着いて解答すること
  • 午前試験終了後は回答案速報を見ず、午後試験に向けた復習に集中すること
  • 試験当日の復習はノートの見直しでは落ち着かない場合、気になったレクチャー動画を見直してもよい

受験生の皆さんへのアドバイス

最後に、受験生の皆さんにも役立つようなアドバイスを書きたいと思います。

  • 応用情報技術者試験は、ITエンジニアとしての基礎的な知識や技能を問う試験です。業務経験や専門知識だけではなく、幅広い分野について学ぶ必要があります。自分の弱点や苦手な分野を見つけて、効率的に勉強しましょう。
  • 応用情報技術者試験は、午前試験と午後試験の両方に合格しなければならず、午前試験・午後試験ともに、正答率60%以上が目安です。
  • 過去問や模擬試験を解くことが重要です。過去問や模擬試験を解くことで、出題傾向やコツを掴むことができます。また、時間配分や正答率を確認しながら、間違えた問題や理解が曖昧な問題は「ChatGPT」や「Bing」なども活用して復習し、しっかりと理論の裏付けができるように対策しましょう。
  • 勉強時間や教材によって合格率も変わってきますが、個人的な意見としては勉強の濃さが一番影響度が高いと思います。教材は少なくてもよいので、自分に合った学習スケジュールや教材を見つけて、集中して学習に取り組みましょう。
  • 自らの努力を信じて、自信を持って受けることが大切です。また、試験当日は早めに会場に着きましょう。試験中は落ち着いて解答し、自分の力を発揮できるように頑張りましょう。

応用情報技術者試験は、ITエンジニアとしてのレベルアップを図るための国家資格です。

受験生の皆さんも応援しています。合格目指して頑張ってください!

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