コンテンツにスキップ

古いスマホを蘇らせる!SC-02BにJelly Bean 4.1.1をインストールする方法

古いスマホを蘇らせる!SC-02BにJelly Bean 4.1.1をインストールする方法

久々にGalaxy Sネタを書きたいと思います。

Galaxy Nexus に機種変更して早半年・・・サブ機として密かに使用してきました。
話題の「Jelly Bean / 4.1.1」の快適さを求め、SC-02B でも搭載できないものか、奮闘してみました!

SDK のインストールから OS リプレースまで 6 時間くらいかかりましたが(まだまだ初心者なので笑)、
何とか成功したのでその備忘録として記事にしておきます。参考までにどうぞ~😅

なお、毎度のことではありますが・・・


JDK と Android SDK のインストール(PC 側)

こちら🔗の記事を参考にさせて頂きました。よって詳細な手順は記載致しません😅

SC-02B 用最新カーネルのインストール

最初にODIN(デバイスのカスタマイズに多用するソフトウェア、Windows 用)🔗と今回インストールする最新カーネル「T10mod3」(フォーラム要登録)をダウンロードしておきます。

先ほどの JDK と SDK の設定でパスは通っているはずなので、そのまま ODIN を起動し「PDA」部分でダウンロードしたカーネルファイルを設定します。
SC-02B の電源ボタン+音量下+ホームボタンのコンボによりダウンロードモードで起動して、PC と USB 接続し、「Start」を選択します。
Message 欄に完了のお知らせが来たらインストール完了です。自動で端末が再起動します。
※初回起動時は 5 ~ 10 分程度、初期セットアップに時間がかかるので焦らず気長に待ちましょう。
※カスタムカーネル導入については、CWM Recovery 導入と Root 化が目的なので、これらを既に導入済であれば先に進んでも大丈夫かもしれません。試していないので正直分かりませんが・・・。

端末全データのバックアップ

セットアップ完了後、SC-02B の電源ボタン+音量上+ホームボタンのコンボによりリカバリーモードで起動します。
backup を選択し、システムデータをバックアップします。想定外のトラブルに備えて必要なデータは別途バックアップします。
再度端末を起動させ、PC 上にバックアップデータをコピーしておきます。これで安心してシステム移行に奮闘できます。

最新 OS のインストール

こちら🔗から OS データの最新版(現時点では 20120808)と Google 関連のアプリデータ(現時点では 20120726)をあらかじめダウンロードします。

OS データ(cm-10-20120808-UNOFFICIAL-galaxysmtd)を PC 上で解凍し、META-INFcomgoogleandroidupdater-script をワープロソフトで開き、最初の 5 行を削除して上書き保存。
※なお、この 5 行は国際版 Galaxy S の Model Number(GT-I9000 等)でのみインストールができるよう制限するための記述です。
再度圧縮して、端末側の内部 SD の分かり易い場所にコピーします。

端末をリカバリーモード(電源ボタン+音量下+ホームボタン)で起動させ、wipe data/factory reset と wipe Dalvik Cache,wipe Battery Stats(advance menu)を実行します。
install zip from sdcard から先ほど編集し直した OS データ(cm-10-20120808-UNOFFICIAL-galaxysmtd)を選び、インストールします。
すると、何度も初期画面でリブートがかかると思うので、バッテリーを一旦外してからリカバリーモードで起動します。
ここではどうやら最新の CWM Recovery に自動更新されただけのようなので、再度 OS データを選んでインストールします。
上手く行けば数分でインストールは完了します。初期セットアップが終われば再度リカバリーモードで再起動し、今度は Google 関連のアプリデータ(gapps-jb-20120726-signed)をインストールします。

1

Docomo 版の Radio ファイルのインストール

もともと、カスタム ROM をインストールした時点で Pit ファイル(ディスクパーティションの設定)によって SC-02B の MODEM(SIM 認識関連データ)の容量より数 MB 小さい領域しか割り当てられていないため、インストールしたところでデータが許容オーバーとなり、SIM 認識はできませんが気休め程度に。
これをしないとリブートループになる、といったことはありませんでしたので必要に応じて試してみてください。

こちら🔗から MODEM ファイルをダウンロードし、ODIN の「PHONE」にセットします。
端末をダウンロードモード(もうコンボ覚えましたよね~笑)で起動し、「Start」でインストール完了です。

Thinkfree(ドキュメントビューア)をインストール

インストール直後の標準仕様では、Word や Excel などのオフィスファイルに加え、PDF も閲覧ができるアプリ自体が入っていないようです。
そこで、XDA のこちら🔗で Thinkfree アプリが公開されているようなので、これはかなり有難いですね。
ダウンロードさえすれば、端末上で何の下準備も無しにそのままインストールできます。

必要に応じて PoBox 5.1(Sony 純正 IME)をインストール

標準 IME ではカスタム ROM の特性上、英語入力が基本なので日本語入力ができません。
お好みで ATOK や Google IME など入れて頂いて構いませんが、私の一番のオススメは「PoBox」です。
最近になって最新版の5.1が公開されたようで、こちらでそのインストール手順が掲載されているので余裕があればどうぞ。
私の SC-02B では今なお不具合無くスムーズに動いてくれています。


今のところ、SC-04D(Galaxy Nexus)で使用している Android 4.0 以上専用アプリは概ね動作します。
Google Chrome、Google Play Music、Google Reader 等の Google アプリはもちろん、プリインのカメラやカレンダー、ギャラリーも動作良好です。
あとはモバイル通信さえできるようになれば、本物のサブ機になるんですが・・・誰かカーネルを弄れるパイオニアが出てきてくれることを期待します。

関連する投稿

Copyright © 2009-2024 ねむNote All rights reserved.