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【体験レポ】ジーンクエストで遺伝子検査をしてみた! ジーンクエストオールの結果と感想

【体験レポ】ジーンクエストで遺伝子検査をしてみた! ジーンクエストオールの結果と感想

こんにちは、ねむです。

最近の関東地方は雨日が続いてて、何だかテンションも上がらない毎日を過ごしています・・・💦

最近話題になっている「遺伝子検査」について、自身や家族の将来も考えた上で管理人自ら受けてみることにしましたので、そのレビューも兼ねて行います。

今回挑戦するのはジーンクエスト社が提供する「ジーンクエスト ALL」になります。

ジーンクエスト社(Genequest Inc.)について

ジーンクエスト社

同社は 2013 年に新設されたベンチャー企業で、社長をはじめとした役員は東大大学院の卒業生で構成されているようです。

ベンチャー関連の賞(日本ベンチャー大賞、など)をいくつか受賞されており、特にバイオベンチャー界では有名な企業だと思われます。

ジーンクエスト社HP
参考サイト(ジーンクエスト社 HP)🔗

遺伝子検査について

意味としては何となく理解してるような気がしますが、改めて「遺伝子検査とは何か」を確認してみましょう。

遺伝子検査とは

要するに、人間の持つ「究極の個人情報」と呼ばれる DNS に含まれる遺伝子を用いて、個人の遺伝情報を解析することですね。

遺伝情報を解析することで様々な特性が見えてくるようです(なんか怖い・・😨)

解析対象の疾患

上図に記載されている通り、

ということなので、どちらかの要因が著しく関与する可能性のある疾患については解析の対象外となるようです。

ただ、客観的に見ると上記のスコープで必要十分に思います。遺伝性疾患は基本家系で継承されている疾患の傾向を見れば何となく予想できる範疇ですし、一方の環境要因(いわゆる外部要因)についても本人自身が最も思い当たる内容なので、「多因子疾患」が解析の肝だと考えられます。

環境要因にあたる「感染症(コロナやインフルエンザ、デング熱、など」の検査についても、そもそも病院で行うべき通常の検査内容なので遺伝子検査では不要だと思います。

遺伝子検査のメリット

主には今後の日常生活の中での「環境要因」にあたる部分を、個人の解析結果を踏まえて意識的に正しい習慣を身に着けたり、行動を見直すことで、健康面への意識強化はもちろん、本人では気づけていなかったような部分での生活改善も見込まれるようです。

遺伝子検査のメリット

これこそが、遺伝子検査において「多因子疾患」を解析対象することのメリットにあたると思われます。(完全に素人目線ですが・・・)

ジーンクエスト社の遺伝子検査

特徴について

同社が提供する遺伝子検査の特徴としては下図の通りです。

ジーンクエストの特徴

日本国内での個人向け遺伝子検査サービスは、同社が最初にスタートされたという事実に驚きました。。かなりチャレンジングな取り組みだなと感心しました。

信憑性の高い解析結果を提供頂けることはもちろん、今後の研究成果の反映により新たな解析結果が出た場合は逐次無償で情報提供するというのも凄いですね。

こういったサービスは一回きりのイメージが強いですが、新たな研究結果を反映したデータを用いて、利用者全員分の遺伝子検査を再実施する事になると思いますので、(バッチ処理のようなイメージながらも)非常に手間のかかることを今後継続頂けるというのは実に頼もしいですね。

高齢になったときにその恩恵を想像以上に受けられる予感がします!

検査キットプランについて

ジーンクエスト社の遺伝子検査キットは 2 種類あります。

検査キットプラン

今回、管理人としてはジーンクエスト社の遺伝子検査を最大限に利用したいので、価格差は 2 倍もあり高額ではありますが、「ジーンクエスト ALL」を選択しました。その理由については各検査キットの比較表を交えて説明しますね。

検査キットプランの比較

検査キットプランの比較

上図をご覧いただくと一目瞭然なのですが、「ジーンクエスト ALL」と「ジーンクエスト LITE」の間では検査項目数も解析対象も、前述した追加解析の件なども含めて雲泥の差でした。

数値的に分かる検査項目数としては多いに越したことはないのと、個人的に興味がある「先祖解析」も「ジーンクエスト ALL」でしか対象にならないようです。

先祖解析」では利用者の祖先が世界のどこでいつ誕生し、どういった経路で拡散していったのか、またどのエリアに分布するようになったか、といった情報が分かるようです。

こういった内容も遺伝子検査で分かるというのは実に面白いことだなと思いました。

その他、下図にあるような様々なエッセンスに対する解析が可能となっているようです。

▼ 健康リスクに対して 検査で確認できること

▼ 体質に対して 検査で確認できること

また、「薬局連携サービス」という新しいサービスも「ジーンクエスト ALL」のみとのことです。※こちらは後続にて説明します。

薬局連携サービスとは

病院からもらった処方箋を持って薬局で薬をもらいに行くと思いますが、その時に有効活用できるのがこの「薬局連携サービス」です。

薬局連携サービス

現時点ではまだ試験的なサービスとのことで、利用できる薬局はごく一部のようですが、内容としては「ジーンクエスト ALL」で得た遺伝子検査結果を QR コード経由で薬局と連携し、薬剤師の方から服薬指導を受けられるという画期的なサービスとなります。

普段から飲み慣れている薬(あまり飲み慣れたくはないですが・・・😓)ならまだよいですが、例えば突発的に起きた疾患で一般的な処方をされた医薬品が本人の性質ともアンマッチしていないかを医学的根拠から意見を頂ける機会ができるので、従来よりも更に安全に薬の服用を行うことが可能になるかもしれません。

「ジーンクエスト ALL」が自宅に届いたので送付前までレビュー

検査キット自体は非常にシンプル、かつコンパクトなサイズのものでした。

箱外観

あと、梱包された袋の中には下図にある同社からの感謝のメッセージも入ってました。

感謝メッセージ

検査キットの箱の中身はこのようになってます。

検査キット一式

  • ご利用ガイド
  • 解析 ID カード
  • 同意書(返送用・保管用)
  • 遺伝子解析申込同意書付属説明書
  • 唾液採取容器・ロート
  • チャック付き袋
  • 返送封筒

又、ご利用上の注意事項として以下の記述がありました。

注意事項

対象年齢が成人のみであるのと、返送期限が 3 ヶ月以内である、というのは間違えないように注意が必要ですね。特に前者については、18 歳未満の子どもに対して検査依頼は出来ないということになりますね。

全体的な手順は同社サイトのほうが見やすかったので、こちらを掲載します。

全体手順

同封されている手順書どおりに行えばふつうに作業完了出来ると思います。

唾液を必要量摂取するのに少しだけ苦労しましたが、上手く出ないときの対処方法についても以下に記載されてるので参考になるかと思います。

唾液摂取手順

あとはマイページ登録して、同意書読んで氏名・住所等を記載して、唾液の入った容器を袋に入れて、返送封筒でポストに投函するだけです。かなり簡単です!

最後に

管理人がポストに投函したのが 5/16 週なので、検査結果の受け取りはだいぶ先になりますが、あまり痛手になりそうな結果が出ないことを願うばかりです。。

ただ、何も出なかったとして楽観しても別の事象が発生する可能性はあるので、日常生活の中でも油断は禁物ですね。

とりあえずは検査結果を楽しみに待ちたいと思います。

以上

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