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【レビュー】Zenbook 14 OLEDで快適開発!2.8K有機ELディスプレイが最高すぎる件

【レビュー】Zenbook 14 OLEDで快適開発!2.8K有機ELディスプレイが最高すぎる件

こんにちは、ねむです。

色々ありまして・・・実は、2022年11月末に購入したASUS Zenbook 14 OLEDというノートPCをかれこれ4か月ほど実際に使ってきました。

ASUS Zenbook 14 OLEDは、2.8Kの有機ELディスプレイを搭載した、高性能で美しい画面のノートPCです。その魅力とはどんなものなのか、実際に使って感じたことを含めて、以下の視点でレビューしていきます。

  • ディスプレイ
  • パフォーマンス
  • バッテリー
  • 音響性能
  • デザイン・持ち運びやすさ
  • キーボードとタッチパッド
  • 付属品とインターフェース
  • コストパフォーマンス
  • どんな人に向いているか

ディスプレイ:色鮮やかで細かい表現が可能

ディスプレイ

ASUS Zenbook 14 OLEDの最大の特徴は、ディスプレイです。画面比16:10の2.8K(2880x1800)有機ELディスプレイを搭載しており、色鮮やかで細かい表現が可能です。

有機ELディスプレイは、黒の表現力が高く、コントラストが良いので、画像や動画を見るときに迫力があります。また、PANTONE® 認証のDCI-P3 100%色域で、広色域で忠実な色再現が可能です。写真や動画の編集などにも適しています。

ディスプレイは、90Hzのリフレッシュレートに対応しており、滑らかで快適な画面操作が可能です。また、タッチスクリーン対応で、指やペンで直感的に操作が可能です。

4辺ともスリムなベゼルを採用しており、美しい画面が際立ちますし、画面への没入感も高いです。ディスプレイの品質にこだわりたい方には、満足できるディスプレイだと思います。

パフォーマンス:高い処理性能とグラフィックス性能を発揮

パフォーマンス

ASUS Zenbook 14 OLEDは、第12世代インテル® Core™ i7プロセッサー/i5プロセッサーインテル® Iris® Xe グラフィックスを搭載したモデルの2種類があり、いずれも高い処理性能とグラフィックス性能を発揮します。

私が使ったモデルは、Core i5-1240Pと16GBメモリ、512GB SSDの構成となります。

この程度の処理性能があれば、外出先でのRAW現像などにも使いやすいと思います。また、グラフィックス性能も、内蔵グラフィックスとしてはそこそこ高めだったので、FHD動画のライトな編集などにも対応できそうです。パフォーマンスに関しては、普段使いからクリエイティブな作業まで幅広くカバーできるレベルだと感じました。

Core i5-1240Pは、一般的なノートPCとしては高めの処理性能を備えており、快適に使えるCPUだと言えます。

Core i5-1240Pの特徴と性能

インテル第12世代CoreプロセッサーのPシリーズに属するCPUです。PコアとEコアのハイブリッド・アーキテクチャを採用し、高いパフォーマンスと省電力性を両立しています。

ベンチマークテストでは、同じPシリーズのCore i7-1260Pや旧世代のHシリーズのCore i5-11400Hと互角かそれ以上のスコアを出しています。また、内蔵グラフィックスの性能も高く、3DMark Fire StrikeやUnigine SuperpositionでCore i5-1235Uよりも9%高いスコアを記録しています。

通信面(Wifi)について

wifi

Wifiは最新規格のWifi 6Eに対応したインテルのAX211を積んでいるようです。

ネットサーフィンはもちろん、テレビ会議やストリーミング再生などもとても快適です。

バッテリー:長時間の連続使用が可能

バッテリー

ASUS Zenbook 14 OLEDは、14型ノートPCとしてはかなり大きめの容量となる75Whのバッテリーを搭載しています。そのため、バッテリー持ちが良くて外出先でも安心です。

私が実際に使ってみたところ、ネットサーフィンや動画視聴などの軽い作業では、約10時間ほど持ちました。もちろん、画面の明るさや負荷によって変わりますが、一日中使える余裕があります。

また、USB-C® イージーチャージ機能により、さまざまなタイプの充電器やモバイルバッテリーで充電することもできます。

音響性能:高品質なサウンドを楽しめる

オーディオ

ASUS Zenbook 14 OLEDは、高画質な2.8K有機ELディスプレイと相まって、優れたオーディオ性能を有しています。本機は、Harman Kardonとの共同開発による高品質なスピーカーを搭載しており、豊かでクリアなサウンドを再生することができます。

また、ASUS SonicMasterテクノロジーにより、音量や周波数帯域を自動的に最適化し、音質を向上させることができます。

さらに、AIノイズキャンセリング機能により、外部の雑音を除去し、オンライン会議やビデオチャットでの音声通話が快適になります。

ASUS Zenbook 14 OLEDは、高いオーディオ性能を備えたエンターテイメントノートです。

デザイン・持ち運びやすさ:美しくて高品質かつ比較的軽量で、頑丈なボディ

デザイン

ASUS Zenbook 14 OLEDは、美しくて高品質なボディを持っています。天板には、金継ぎからインスパイアされたデザインが施されており、角度によってラインやロゴがキラリと光ります。

背面

ボディは最薄部16.9mm、約1.39kgの薄型軽量で、持ち運びやすいです。また、質感も高くて上質な印象を与えています。

タッチパッドのエッジ部分のカットや、ディスプレイヒンジ部分のデザインなどにもこだわりを感じます。デザイン性に優れたノートPCだと思います。

ヒンジ部分

堅牢性について

堅牢性

ASUS Zenbook 14 OLEDは、美しい2.8K有機ELディスプレイを搭載した14型ノートPCですが、そのデザイン性だけでなく、堅牢性にも優れています。

本機は、米国国防総省の調達基準であるMIL-STD-810Hに準拠したテストをクリアしており、電車内での圧迫や思わぬ落下などに見舞われても故障するリスクが低いです。

また、アルミニウム素材を採用したボディは、薄くても強度を出せるので、持ち運びにも安心です。

ASUS Zenbook 14 OLEDは、高い堅牢性を備えたスタイリッシュなパワフルノートだと思います。

キーボードとタッチパッド:使いやすさは普通のレベル

ASUS Zenbook 14 OLEDのキーボードとタッチパッドは、普通の使いやすさです。キーボードは、キーピッチが十分で、文字入力に使用する主なキーのサイズも揃っています。

ただし、「半角/全角」キーや「\」キーが小さくて押し間違えやすいです。また、タッチパッドにテンキー機能がないので、数字入力が多い方は不便かもしれません。

キーボードバックライトも搭載しており、暗い場所でも使いやすいです。

タッチパッドは、サイズが大きくて操作しやすいです。また、タッチスクリーン対応なので、指やペンで直接画面を操作することもできます。

キーボードとタッチパッドは、特に目立った良し悪しはありませんが、普通に使えるレベルだと思います。

また、指紋認証でのログインも可能です。

指紋認証

付属品とインターフェース:必要最低限

ASUS Zenbook 14 OLEDの付属品とインターフェースは、必要最低限であり、特に多くはありません。

付属品

  • ACアダプター
  • USB-C® to オーディオジャック変換ケーブル

インターフェース

インターフェース

  • USB 3.2 Gen 1 Type-A×1
  • Thunderbolt™ 4 USB-C®×2
  • HDMI 2.0×1
  • マイクロSDカードリーダー×1
  • オーディオジャック×1

コストパフォーマンス:有機EL搭載機としてはかなり高め

ASUS Zenbook 14 OLEDは、CPUやメモリ、ストレージ、Officeの付属有無などの構成によって価格が異なります。

※下表の価格はいずれもキャンペーンセール期間中のものです。(不定期に結構な頻度で開催されている模様)

型番主なスペックOffice価格
UX3402ZA-KN278WCore i7-1260P、16GBメモリ、512GB SSD約15万円(税込み)
UX3402ZA-KN381WCore i5-1240P、16GBメモリ、512GB SSD約13万円(税込み)
UX3402ZA-KN278WSCore i7-1260P、16GBメモリ、512GB SSD約17万円(税込み)
UX3402ZA-KN381WSCore i5-1240P、16GBメモリ、512GB SSD約15万円(税込み)

この価格帯では、他のメーカーの同サイズのノートPCと比較しても、有機ELディスプレイを搭載している点が大きな強みです。有機ELディスプレイは、黒の表現力や色彩豊かさが高く、視覚的に魅力的な画面を提供します。

また、90Hzのリフレッシュレートやタッチ操作対応など、快適な操作性も備えています。

参考までに、私が購入した当時の商品詳細ページのキャプチャを掲載します。

価格

スペック表

項目内容
CPUインテル® Core™ i7-1260P プロセッサー / i5-1240P プロセッサー
GPUインテル® Iris® Xe グラフィックス
メモリ16GB LPDDR5-5200
ストレージ512GB PCIe® 3.0 ×4 SSD
ディスプレイ14.0インチ 2.8K (2880 x 1800) 有機EL HDR ナノエッジタッチスクリーン
リフレッシュレート90Hz
応答速度0.2ms
色域DCI-P3 100%
認証PANTONE® 認証、TÜV Rheinland認定アイケア、Display HDR True Black 600
バッテリー75Wh
寸法313.6 x 220.6 x 16.9~17.3 mm
重量約1.39 kg
電源USB-C® イージーチャージ、高速Thunderbolt™ 4、65W ACアダプター
インターフェースUSB3.2 (Type-A/Gen2) ×1、Thunderbolt 4 (Type-C) ×2、HDMI ×1、マイクロSDカードリーダー ×1、オーディオジャック ×1
カメラFHD IR with support for Windows Hello(日本発売モデルは207万画素Webカメラ)
オーディオステレオスピーカー ×2、Smart Amp、Harman Kardon、Dolby Atmos、マイクロフォン ×2、AIノイズキャンセリング
キーボードとタッチパッドバックライト付きキーボード、ASUS エルゴセンスキーボード(日本発売モデルはNumberPad非搭載)、指紋認証センサー付き電源ボタン
無線通信Wi-Fi 6 (802.11ax)、Bluetooth 5.1
セキュリティ指紋認証センサー、TPM2.0
OSWindows 11 Home / Pro(選択可能)
付属品USB-C ® to audio jack adapter ×1、USB-A to LAN adapter ×1

ASUS Zenbook 14 OLEDはどんな人におすすめ?

ASUS Zenbook 14 OLEDは、以下のような人におすすめです。

  • 画像や動画を美しい画面で楽しみたい人
  • クリエイター向けソフトでライトに作業したい人
  • 外出先でも長時間使いたい人
  • 高性能で高品質なノートPCを求める人

まとめ

総じて欠点少なめな、2021年後半以降のノートPCトレンドを惜しみなく盛り込んだ端末になっており、隠れたお薦めの一品だと思います。

個人的に最も多い用途が「VSCodeでの開発作業」と「中国語のオンライン授業」ですが、いずれも全く問題ないのでかなり気に入っています。

ASUS歴は6年ほどになりますが、カッコ良くて所有欲を満たしてくれる製品を作ってくれるので、今後もASUSファンでいたいと思います。

ASUS Zenbook 14 OLEDは、2.8K有機ELディスプレイや第12世代インテル® Core™ プロセッサーなど、最新の技術を搭載した高性能で美しい画面のノートPCで、普段使いのモバイルPCとして魅力的な機種だと思います。

気になった方は、ぜひチェックしてみてください。

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