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新築一戸建て、引渡しの日。購入を決断するまでの記録 その1

2025年5月中旬、ついに新築一戸建ての引渡しを迎えました。
今日は、ここに至るまでの道のり――とくに「買う」と決めるまでの経緯を、当日の気持ちとともに残しておきます。

きっかけは、子育てと騒音トラブル

Section titled “きっかけは、子育てと騒音トラブル”

2024年の夏ごろ、子どもが1歳半を過ぎて家中を走り回るようになりました。私たちはアパート2階に住んでおり、床には厚手のスポンジマットを敷くなど防音対策をしていたものの、素足ダッシュの足音は完全には抑えきれません。ちょうどその頃から、下階の住人から天井に物干し竿を突き上げるような「ドンドン」という音が頻繁に響くようになりました。

秋になると状況はさらに悪化。駐車場に停めた車の側面に靴で蹴られたような傷がつき、玄関ドア横の壁には大きな穴…。常軌を逸した出来事が続き、育児の疲れも重なって夫婦喧嘩が増える悪循環に陥りました。

極めつけは、数年越しで希望していた海外赴任が認可されなかったこと。12月に入り、「日本で暮らしを腰を据えて整える」と腹を括り、家を買う決断をしました。赴任の可能性が消えたことで、ようやく選択肢がひとつに絞れた瞬間でした。

「家を買う」共有と、夫婦でのスタート

Section titled “「家を買う」共有と、夫婦でのスタート”

12月中旬、海外赴任の件を妻に伝えると、少しだけ寂しそうな表情。それでも、これまでの調整に理解を示して「分かった」と頷いてくれました。日本で家を買う決心を共有し、ここからは夫婦一丸。年末年始をフル活用し、物件探しが一気に加速します。

手狭な1LDKと、限界を超えたストレス

Section titled “手狭な1LDKと、限界を超えたストレス”

独身時代から住み続けた 1LDKに家族3人で暮らしていたこともあり、荷物の多さで居住スペースは常にパンパン。そこに騒音トラブルが重なり、精神的な負荷はとうに限界を超えていました。
「この環境から抜け出そう」――そう決めてからの行動は、とにかく早かった。

  • 年末年始:ネットで物件情報を徹底的に収集・整理・比較、気になる物件は資料請求
  • 1月上旬:マンションと戸建てをいくつか内覧し、営業担当から話を聞く

当初は新築マンション推し、それでも見えた課題

Section titled “当初は新築マンション推し、それでも見えた課題”

最初は駅近の新築マンションが有力候補でした。
室内は最新設備(ディスポーザー等)で快適、セキュリティや共用設備も充実。駅も近く、生活施設や公園もそろっている――まさに非の打ちどころがない条件に見えました。

ただ、話を進めるうちに、私たちには合わない点も見えてきます。

騒音リスク

  • 構造はアパートより優れていても、子連れの足音問題から完全に逃げ切れる保証はない。被害者にも加害者にもなり得るリスクが心理的負担に。
  • トラブル発生時は当事者間の調整が基本で、再び生活がギスギスする未来は避けたい。

住まい方の制約

  • ペットやリフォームなど、マンション規約に縛られる場面が少なくない。

コストと将来不安

  • 都心アクセスを意識した70㎡超は6,000万円超が一般的に。毎月の管理費・修繕積立金も年々上昇傾向で、将来の総コスト見通しが立てづらい。

資産性の考え方

  • 土地は区分所有で持分が小さく、建物価値は時間とともに逓減。将来の人口減少や空き家増を考えると、局所的に価値が下がるシナリオも想定せざるを得ない。

もちろん、マンションが悪いわけではありません。物件やエリア次第では最適解になり得ます。
ただ、私たち家族にとっては、当面の暮らしや心の平穏を最優先に考えたとき、結論は別の方向に傾いていきました。

最終的に、一戸建てが最も自分たちに合うと判断しました。

  1. 生活音の自由度が高く、上下階トラブルを避けやすい
  2. ペットや内装・設備の自由度が高い(自己責任でのカスタマイズが可能)
  3. 駐車・外構なども含めて生活動線を最適化しやすい
  4. 土地を自分の名義で保有でき、長期目線で手を入れながら住み継げる

そして念願のマイホーム引渡し。
長かったトンネルを抜けたような解放感と、新しい生活が始まるワクワクが入り混じっています。


今回はここまで。次回は「具体的にどんな家を選んだのか」「決め手・予算・スケジュール」「引渡し後の準備と暮らしの整え方」あたりをまとめる予定です。お楽しみに。

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